フェンス

フェンスを設置するメリット

フェンスを設置する目的は、もちろん通行人からの視線を遮ることで、プライバシーを守ることができます。
また、防犯を目的としたフェンスには種類があり、デザインも豊富です。

メリット1
新しいフェンスを設置すると、家の外観を変え、設置する前とは違う趣を感じられます。
家とのバランスを考え、色やデザインを選ぶことで、家のイメージを変えることができるのです。
目的に応じてフェンスを設置すると良いでしょう。

メリット2
プライバシーを守ることができます。日当たりの良い東側と西側には庭や駐車場が作られやすく、
反対に日当たりの悪い北側には浴室田トイレなどが配置されやすくなっています。多くの場合、
日当たりの多い庭側には、通行人や車が通る道路があることが多いので、外から来る視線に
不快感を感じることもあるでしょう。庭側の窓にカーテンを設置するか、フェンスを設置することで
その不快感は払しょくされます。

フェンスの選び方

1.高さで選ぶ

フェンスの高さは、1mから2mを超えるものまであります。道路と庭の高さが変わらない場合、
室内のリビングは庭の高さより50〜60cmほど高くなります。成人男性の視線の高さを
平均的に見て1.6ｍとすると、1.8ｍほどの高さのフェンスなら、充分目隠しとして機能します。

道路と庭の高さに差がある場合は、この差を考慮してフェンスの高さを決めます。
実際にフェンスを設置されている家では、1.5ｍ位の高さのフェンスでプライバシーの
確保をしているケースもあります。

2.素材で選ぶ

・アルミ
加工しやすく、軽量で酸性雨や紫外線に強い特徴があります。また長期的に使用することができます。
デメリットは衝撃に弱く、軽くたたくだけで曲がってしまう可能性があることです。
施工費用の一般相場は1ｍ当たり、¥8,000～¥30,000程度です。

・樹脂
多くの場合、ポリエチレン樹脂素材に木目調のデザインを施されたものをよく目にします。
耐久性があり、天然の木の様にも見えるため傷みが出ない木目調を好む人に向いています。
材料費を含む施工費用の一般相場は1ｍ当たり、¥12,000～¥35,000程度です。

・天然木製フェンス
自然の風合いを感じさせるもので、周りの環境になじみやすいメリットがあります。対候性に
強いものから虫に弱いものまでさまざまなタイプがあり、定期的に防水塗料を塗布するなどの
メンテナンスが必要です。施工費用の一般相場は1ｍ当たり、¥40,000～¥60,000程度です。

・ブロック塀
完全に外からの視線を遮断してくれる上に、メンテナンスの必要がありません。ただ、風通しが
悪くなるデメリットがあります。また、汚れが付きやすく、白華現象を起こしやすいこともデメリットです。
長い年月を経るとブロック内部の鉄筋は腐食し、転倒する危険性もあります。
施工費用の一般相場は1㎡当たり、¥5,000～¥10,000くらいです。

・スクリーンフェンス
最近人気があるフェンスで、細い棒を多く使い、隙間が比較的狭いので視線を遮断する効果と
風通しや彩光に優れているフェンスです。メリットは柱の位置を一定の範囲内で自由に決められる事です。
デメリットはコストがかかります。施工費用の一般相場は1ｍ当たり、¥70,000～¥120,000程度です。

・植栽
自然な形で目隠しが出来るのは外を通る人にも柔らかい印象を与えるものです。場所によって植栽を
変えることのできるので、庭の雰囲気や玄関回りなどのイメージが変わります。建物の印象を変えて
良い住環境を演出することも可能でしょう。よく選ばれるのは樫の木の種類やヒバなどです。
比較的高さのある木が選ばれる傾向があるようです。植栽は2ｍ前後の木の1本当たりの金額は
12,000円位から15,000円程度です。これに土壌改良費や残土処分費が加算されます。

施工事例